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【密着!】精鋭教師への第一歩~後編~

英進館では新卒内定者へ向けて、毎年2月末に「新卒事前研修」を実施しています。今年も2月22日(水)から26日(日)にかけて内定者が集い、5日間の研修を行いました。その様子を2回に分けてお届けしています。

後編となる今回は、研修後半のリハーサル~模擬授業本番に密着しました。

▼前編の記事はこちら


研修も後半へ!強まる同期との絆

研修もいよいよ後半に入りました。内定者たちも、すっかり研修スケジュールに慣れてきた様子。休憩時間には、楽しそうに雑談をする姿も見られます。だんだんと内定者同士の絆も強くなってきているようです。

▲空いた時間に模擬授業の相談をしている様子。
お互いに切磋琢磨し合える仲間です。

同期の存在は、入社後も大きな支えに。同じ志を持つ仲間と過ごす時間は、一生の思い出になりますね。


本番に向けて最終調整

職種別研修も佳境へ!
本番が近づくにつれ、内定者たちの授業も格段にレベルアップ。
声の出し方や板書の仕方、生徒を巻き込む声掛けなど…初日からは大きく成長した姿がありました。

「同期とフィードバックをし合い、どんどんレベルが上がっているのを感じる。」
「ついていくのに必死だが、成長を実感できて楽しい!」
「まだまだ課題はあるが、先輩から「よかったよ!」と声をかけてもらえるので頑張れる。」

と、前向きな言葉も徐々に増えてきています。

▲生徒へ問いかける場面が多くなり、板書はすっきりと改良されました。
▲本番が近づき、指導役の教師にも熱が入ります。

本番を翌日に控えたこの日は、全体でリハーサルを実施。本番と同様に、入室から終了の号令までを通しで行います。

▲トップバッターの内定者。
緊張していた様子ですが、最後まで堂々と授業が出来ていました。

内定者全員の前で授業を行うのはこれが初めて。どの内定者も緊張していましたが、入社後に生徒の前で授業をする姿が想像でき、初日からの成長を感じました。

教場で多くの生徒の指導に当たってきたベテラン教師陣から、一人ひとりに講評が。

「きれいにまとまっているが、大事な部分はもう少し強調を。」
「一方通行な授業になっている。もっと生徒を意識したらより良くなる!」

と、厳しくも温かいアドバイス。

社長からアドバイスを受ける内定者も。
様々な方から意見を貰えるのも、この新卒事前研修ならではです。

本番まで残された時間はあと少し。内定者は、リハーサル後もすぐに練習に励んでいました。

内定者をそばで支える中原先生は、

前半はいっぱいいっぱいになっている様子が見受けられましたが、今日は全体的に前向きな雰囲気を感じることができました。成長もひしひしと感じますし、本番に向けて気持ちが高まってきているのだろう、と。明日の「模擬授業」本番、全員がすべてを出し切れるよう、最後まで一緒に頑張りたいです。

と、内定者たちの確かな成長とやる気を実感している様子です。

そんな中原先生から最後の追い込みに入る内定者へ、嬉しいお菓子の差し入れが届く場面も♪

▲お菓子にどんどん手が伸びます。頑張ったときの甘いものは格別ですね。
▲残すはあと1日!最後まで頑張りましょう!

模擬授業本番!そして…

いよいよ研修最終日。模擬授業本番を迎え、会場となる大教室には社長・教師・内定者が一同に集まり、5日間の集大成を見守ります。

▲トップバッターの内定者。
就活時から見守ってきた人事社員のエールを背中に受け…
▲いざ出陣!いってらっしゃい!

初日には「大きな声が出せない」「自分にはできないんじゃないか」と不安を感じていた内定者も、本番では見違えるほど自信に溢れた素晴らしい授業を行っていました。

授業が終わると会場は割れんばかりの拍手に包まれ、ホッと胸を撫で下ろす内定者たち。模擬授業の審査に当たった役員陣から一人ひとりに対してフィードバックと労いの言葉が。5日間、本当によく頑張りました。

本番を終えた内定者からは、

「これまでの集大成を披露できた。間違いなく人生で最も濃い5日間でした!」
「最初は上手くできず心配をかけてしまったが、成長した姿を見せることができ褒めてもらえた。もっと練習して、もっと上を目指したい!」
「悔いのない授業ができた!もっと生徒に楽しんでもらえる授業ができるように、引き続き努力をしていきたい。」

という前向きなコメントが。
5日間、内定者につきっきりで指導をしていた中原先生も、

模擬授業を一番後ろから見ていて、発表中の内定者の成長を実感すると同時に、見ている内定者の背中から「まだまだ成長したい!」という前向きな気持ちが感じ取れました。このまま研修を続けてもっとたくさんのことを教えてあげたい…と思ってしまいますね。ただ、まもなく行われる現場研修や4月の入社後には、この研修とはまた違った学び多くがあります。実際に子どもたちを前にして授業をすると、新たな発見がいくつも出てくるでしょう。「まだまだ成長したい!」という気持ちをいつまでも忘れずに、配属教場でも頑張ってほしいと思います。

と、授業だけではなく内定者の内面の成長を感じ、今後の活躍に期待を寄せています。

この研修で得た経験や感情を決して忘れることなく、今後の教師人生に活かしていってくださいね。


模擬授業のあとは、全体で修了式が行われました。これで新卒事前研修の全行程が終了となります。

社長から一人ひとりへ労いの言葉も。研修を乗り越えた内定者たちの表情は、自信に満ち溢れていました。

▲みなさん、本当におつかれさまでした!

今後は3月末に配属教場で数日間の現場研修が実施され、その後4月には入社式。みなさんが英進館で活躍する姿が今から楽しみです!

研修終了後、社長にお話を伺いました。

今回の研修で内定者に最も伝えたかったのは、「仕事は幸せになるための手段である」ということです。教育の仕事は、子どもたちの夢の実現に直結します。しかし、子どもたち以上に幸せを感じるのは、実はそこに関わった教師たち。上手くコミュニケーションを取れれば、子どもたちはリアクションを起こしてくれる。教師のたった一言が、子どもたちのモチベーションを大きく左右することもあります。教育の仕事ほど、やったことがダイレクトに自分自身に返ってくる仕事は他にないでしょう。
教育に必要な「豊かな感受性・子どもに寄り添う気持ち」は、既に内定者には十分備わっています。ただ、それらも「伝える力」がないと意味を成しません。そこで、この研修では伝える力、アウトプットする能力をかなり厳しく鍛えました。5日間の研修で、しっかりと身についてきていると思います。
内定者たちはスタートラインに立ったばかりですから、これから挫折も多くあると思います。しかし、数カ月後には喜びや感動のエピソードがたくさんあふれてくるでしょう。「この仕事を選んでよかった」と思う瞬間が必ず来るはずです。
これから内定者のみなさんが入社をし、どれだけ多くの子どもたちを幸せにしてくれるか、非常にワクワクしています。


以上、新卒事前研修の様子を2回にわたってお届けしました。

今回、研修を受け大きく成長した内定者たち。近い将来、英進館を代表する教師となって、子どもたちの人生を輝かせてくれることでしょう。

職員のインタビューを多数掲載

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