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【密着!】精鋭教師への第一歩~前編~

英進館では新卒内定者へ向けて、毎年2月末に「新卒事前研修」を実施しています。今年も2月22日(水)から26日(日)にかけて内定者が集い、5日間の研修を行いました。

今回は「新卒事前研修」の密着レポートを2回に分けてお届け。精鋭教師陣への第一歩を踏み出すフレッシュな内定者の様子や研修の内容をご紹介します。


新卒事前研修スタート!

新卒事前研修は、英進館で働く上での基礎知識を身につける「座学」と、職種別に分かれて実施する「実践研修」の2つで構成され、社長の筒井以下、役員や部門の責任者が5日間ほぼつきっきりで指導にあたります。

英進館の最大の強みは、情熱を持った教師・職員が提供する最高の授業と教育サービス。いわば「人」こそが英進館の強みの源泉であり、そのための新卒研修は、英進館の1年のなかで最も大切な行事といっても過言ではありません。

研修前の内定者からは、

「5日間もみっちり研修を受けるのは初めてでドキドキ。」
「生徒が勉強したい!勉強楽しい!と思える授業ができるようになりたい。」
「まだまだ知識は浅いので、この研修で多くの経験ができれば。」
「不安もあるけれど、まずは同期の中で1番の教師になりたい!」

といった言葉が。緊張しつつも、これから始まる研修へのやる気に満ちあふれている様子です。

いよいよ研修が始まりました!初日は座学からのスタートです。

まずは社長の筒井をはじめ、役員陣からご挨拶。
「苦しいことも悔しいこともあると思いますが、絶対に成長できる5日間です。」と力強い激励のメッセージを受けていました。

その後、PCの操作方法や電話応対の仕方といった社会人の基本から、英進館のクラス設定や授業料の仕組みまで学習。話し合いやワークを交え学びを深めていきます。

▲慣れないPC操作に苦戦する内定者も。
電話応対研修では、グループに分かれて実践練習をしました。

初日ということで、まだまだぎこちない様子の内定者たち。
この5日間は同期との交流も多くあります。少しづつ絆を強めていってほしいですね。


社長からの話

研修期間中は、2回にわたり社長による講義が行われます。第1部は教育・塾業界の近況や新規事業の説明を、第2部では英進館の今後の展望を中心とした話が。

▲業界の現状や会社の業績など、
英進館社員ならば知っておくべき内容が多くありました。

事前に配布された資料を活用しながらの話もあり、一生懸命に耳を傾けていた内定者たち。聞き逃すまいとたくさんのメモをとる姿が印象的で、非常に多くの学びがあったようです。

▲積極的に手を挙げ、発言をする内定者も。前向きな姿勢が素晴らしいです。

内定者が社長の話を聞くのは11月の内定式以来でしたが、今回はより深い内容も。あらためて、「もうすぐ英進館社員になるんだ」という自覚を持ったようです。


職種別研修「教師職」

新卒事前研修のメインともいえるのが、この「職種別研修」です。

教師職と事務職に分かれて行いますが、それぞれ研修の終盤に「決意表明発表」「模擬授業」という大きな目玉イベントが。本番に向け、指導役の教師も一丸となって準備を進めていきます。

今回はその中でも教師職研修の様子に密着。精鋭教師陣への第一歩となる研修では、一体どのようなことを行うのでしょうか?

まずは、若手教師による模擬授業を体験。

▲中原先生(天神本館/英語/3年目)による模擬授業。
生徒を巻き込む圧巻の授業でした。
▲永吉先生(新宮校/社会/2年目)による模擬授業。
笑いも忘れない、思わず夢中になる授業です。

第一線で活躍する先輩のエネルギッシュな授業に、圧倒された様子の内定者たち。

しかしこの2名の先生も同じ新卒事前研修を経て入社しています。内定者にとって目指すべき姿であると同時に、良い刺激になったようです。

さらに、中原先生はこの5日間、内定者のサポート役として指導にあたります。研修開始前には、

自分が内定者だったとき、研修の最初はとても不安だったのを覚えています。そんななか、科目の先生を中心に温かい言葉をたくさんもらい、助けられました。今度は自分が支える番です。
また内定者1人1人、英進館への入社に至った経緯は違いますから、まずは一人ひとりをしっかり知って、それぞれに最適なフォローができるよう努めます。全教師、最高のデビューができるよう全力でサポートします!

という力強い意気込みも。


ここからは科目ごとに分かれて授業練習がスタート。
さっそくホワイトボードの前に立ち、授業に挑戦です!

▲本番の模擬授業は5分。扱う単元は自分で決定しました。
板書もすべて内定者のオリジナル。

ほとんどの内定者が初めて教壇に立ちます。緊張しながらも、指導役の教師からのアドバイスに必死に耳を傾けています。

▲板書改善の意見を、教師から他の内定者へ「君ならどうする?」と尋ねる場面も。
お互いに気づきを得られる機会です。

指導役の教師からは、

「板書しているときも話を止めない」「生徒に背中を向ける時間は短く」
「字や線は丁寧かつスピーディーに」「とにかく明るく笑顔で」

と様々なアドバイスが。

頭では理解できても、実行に移すのは簡単なことではありません。

しかし、どの内定者もなんとか自分のものにしようと一生懸命に練習を繰り返していました。

▲イラストを使用する際のポイントを聞く内定者たち。
特に理科ではこうした板書が多くあるようです。

初日のこの日、たくさんの課題をもらった内定者。

「先輩の授業を見てこれがゴールだと思えた。少しでも近づきたい!」
「初めての模擬授業で頭が真っ白に。早く慣れて、堂々とできるようになりたい!」
「アルバイトで授業経験はあるけれど、初めてもらう指摘が多くあった。」「上手くできると思っていても、まだまだ課題が山積みだとわかった。」

と、多くの収穫があった様子です。

最終日の模擬授業本番に向けて、明日以降も練習は続きます。


1日の終わりには…

研修終了後には、その日1日の学びをレポートに。今日の振り返りと、明日への課題を明確にしていきます。

レポートを終えた内定者から帰宅します。また明日も頑張りましょうね。

内定者が帰宅したあと、社内ではすぐにミーティングを実施。人事部を中心に、指導役の教師を交えて内定者の様子を共有します。

▲「●●くんは授業に不安がある様子」「〇〇さんの表情が暗く感じた」など、
一人ひとりに対する気付きを全員でシェア。

まだ大学生の彼ら彼女らにとって、この5日間の研修は未知の世界。課題はしっかり要求しますが、一人も欠かすことなく一人前の教師に育てるためには、細やかなフォローがとても重要。そのためにも、研修をする側の意思統一・情報共有は何より大切にしています。

研修中はこのようなミーティングを毎日実施し、翌日に備えています。


以上、新卒事前研修前半の様子をご紹介しました。
後編は、リハーサル~模擬授業本番に密着します。内定者たちはどのような成長をしていくのでしょうか。

次の投稿もどうぞお楽しみに!

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