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【合格実績の裏側】英進館の考える“幼児教育の魅力”とは?

英進館には、小学校受験に向けた授業を行う「幼児部」があるのをご存知ですか?年々合格実績を伸ばしており、2023年度入試では福岡教育大学附属小学校の合格者数が、過去最高の85名となりました。

そこで今回は、幼児部で実際に授業を行う3名の先生から、小学校受験の裏側やその魅力について、たっぷりとお話を伺いました。

▲(左から)【幼児部】前原 さやか先生、田中 麻菜美先生、佐藤 哲史先生


合格者数過去最高!附属小受験の仕組みとは?

矢儀:今回、福教大附属小合格者数が過去最高の85名となりました。着実に合格者数を伸ばしている幼児部ですが、率直に今のお気持ちを教えてください。

田中:子どもたちと保護者様が本当によく頑張ってくれたんだな、というのが率直な気持ちです。一緒に頑張ってきた子どもたちや保護者様の顔が浮かび、嬉しく思いました。合格した子の中には、授業中に答えを間違え大泣きしていた子、教室になかなか入れなかった子もいます。そのような子どもたちが入試を乗り越え、大きく成長した姿を見ると感慨深くなりますね。

佐藤:数字的な面でいうと、良い結果に終わりホッとしています。
しかし受験の世界ですから、望んだ結果にならなかった生徒がいるのも事実です。当たり前ですが、両手を挙げて喜ぶだけで終わることはできません。

矢儀:特に附属小の入試内容は特徴的と聞きますが…?

前原:1次考査は「心身発達の諸検査及び面接、様相観察」、いわゆる「ペーパーテスト・面接・集団行動」です。そして1次考査の合否発表当日、通過者を対象に2次考査である「抽選」が実施されます。

この「抽選」が本当に厳格で。順番にくじを引いていき、そこに記載のある数字で合否が決まるシステムですが、不正が無いよう、関係者以外は実施会場に立ち入ることができません。我々は外で待つことになりますが、独特の緊張感が漂っていますね。

矢儀:毎年、合否発表の会場にはみなさん行かれているのですか?

前原:はい。必ず行くようにしています。合格した方と嬉しい気持ちを共有したいというのはもちろんありますが、そうではなかった方へ、その場ですぐにお声掛けをするということが何より大事だと考えています。次の目標へと切り替えようとしているか、結果を受け入れられず悔やんでいるのか… 合否発表直後だからこそ共有できる素直な気持ちに耳を傾けるようにしています。受験までの過程で子どもたちは確実に成長していますから、どんな結果であれ「この経験は必ずプラスになる」ということをお伝えしたいと思っています。

小学校受験で身につく力

矢儀:具体的に小学校受験ではどのような力が求められるのでしょうか?

佐藤:まず、小学校受験には面接があるのが大きな特徴です。私立小では親子面接がありますが、附属小は子どものみの面接です。他に、グループ行動、ペーパーテスト、制作、運動など学校によって様々な内容が出題されます。そのため、基本的な知識力に加え、人との接し方、挨拶、姿勢、マナーや常識…といった力が必要です。実際の入試では、初めて会うお友達とグループ活動をすることになりますし、知らない大人たちからの質問に答えることにもなります。これはごく普通の6歳児にとっては非常に難しいことですから、授業内でしっかりと練習をしていきます。

▲集団で授業をしたり、数人でグループ活動を行ったりしている。

ただこれらは、合格するために必要だから練習するのかというと、それだけではありません。幼児期は、情緒的・知的な面だけでなく人間関係形成の面においても日々大きく成長していきます。この時期の「人の話を最後まで聞く力」や「自分の考えを伝える力」、集団行動のなかでの「積極性・協調性」などを伸ばす経験は、今後の子どもたちの成長の基盤となり極めて重要だと考えています。

前原:実際、「なかなか目が合わなかった子が、しっかり目を見て自分の言葉でお話できるようになった」「最初はすべて独り占めしていた子が、グッと我慢してお友達に譲れるようになった」…など、子どもたちの日々の成長は、本当に目を見張るものがあります。

矢儀:幼児期に様々な力が身につけられるというのは、大きなメリットですね。ペーパーテストにはどのような要素があるのでしょうか?

前原:ペーパーテストでは、ブロックを使った「物の見え方」や、イラストを使用した「季節分類」などが出題されます。

ブロックの問題は、プリント紙面だけで見てもなかなかイメージが湧きづらいものです。英進館では本質を理解してもらうため、実際に「具体物」を使って体験し、新しい発見を促しています。そうすることで、確実に想像力を高めることができます。

▲子どもたちは「具体物を使用し、頭だけでなく手も使って本質の理解を深めている。

季節を問う問題も入試では頻出ですが、実際に大人が挑戦してもなかなか難しい問題もあります(笑)こうした自然に関する学びは、中学・高校受験に繋がる理科の知識となるのはもちろん、一般教養としても、子どもたちの人生を豊かにしてくれるはずです。

小学校受験における保護者のあり方

矢儀:小学校受験は保護者のサポートが重要と聞きますが、実際はどうでしょうか?

田中:「小学校受験は保護者の受験」と言われることもあります。もちろん一番重要なのは本人たちの頑張りですが、幼い子どもが頑張れる環境を作るのは保護者の役目。自宅学習の際は、まだ上手に文字が読めない子どもにかわって文章を読み上げ、一緒に取り組む必要がありますし、塾に通うとしたら毎週の送り迎えも必須になります。

そもそも、子どもたちは「受験」が一体何なのか、全くわからないままスタートすることも少なくありません。「学習する理由」や「そこで身につく力」を、理解できるように説明するのも保護者の大事な役割です。もちろん我々も日々意欲づけをおこないますが、やはり近くにいる保護者のサポートは大切です。

入試が近づいてくると、「このままでは合格出来ないんじゃ…」といったご相談のお電話が入ることがあります。まだまだ幼い我が子の受験ですから、心配や不安でいっぱいになるのは当たり前です。

ですが、受験で最も大切なのは「我が子を最後まで信じる」こと。
実際に私たちから、「何を言っているんですかお母さん!お母さんがしっかりしないと。最後までお子様を信じてあげてください。」とはっきりお伝えすることもあります。

絶対に後悔のないよう受験に挑んでほしいですから、保護者様とのコミュニケーションは密に取るよう心がけていますね。

矢儀:ご家族のサポートがとても重要ということですね。とはいえ、幼い我が子を塾へ通わせることを不安に思い、悩んでいる方も多いかと思います。その点はいかがですか?

佐藤:ほとんどのお子様にとって塾通いは初めてになるでしょうから、不安になる気持ちはよくわかります。

ただ「保護者様が思っているよりも子どもたちはずっと逞しい」というのが、何百人と子どもたちを見てきた我々の率直な感想です。

▲佐藤先生による授業の様子。生徒が前向きになる楽しい授業を行っている。

最初の頃は教室に入っても泣き続ける子も確かにいますが、基本的にはそのままお預かりしています。心配そうに後ろから教室をのぞく方もいらっしゃいますが、退室をお願いしています。親の顔が見えてしまうと、せっかく教室内に入った子どもが寂しがってしまい、「自分で頑張らなきゃ」という成長のきっかけの芽を摘んでしまいかねないからです。

前原:「うちの子にはまだ早いのでは?」「他の子の迷惑になるのでは?」と二の足を踏まず、むしろ心配であるほど、早く始めた方がいいと考えています。私たちも、まずは子どもたちが楽しく通えることを大切にしていますから、どうぞご安心ください。お子様が自分の力で頑張れると信じ、笑顔で「いってらっしゃい!」と送り出してもらえればと思います。

幼児教育にかける思い

矢儀:英進館では年中~年長の子どもたちをお預かりしていますが、みなさんはどのような思いで幼児教育に向き合っているのでしょうか?

田中:なによりも「幼児部での勉強は楽しかった!」と感じてもらいたい、その一心です。子どもたちの学習は合否に関係なく、今後も長く続いていきます。この受験までの時間が「楽しかった思い出」として残ってくれれば、これからの学びに対しても前向きに取り組めるはずですし、精神面で大きく成長できたことも、その後の人生において大きな武器になると思います。

以前、受験を終えた保護者様からお手紙をいただいたことがあります。
そこには、

「内面も大きく成長し、久しぶりに会う祖父母に驚かれるほどでした。」

「仮に残念な結果になったとしても、後悔のない先生にお任せしたいという気持ちで英進館を選びました。その判断に間違いはなかったです。」

という言葉が。この方は第一志望校へ進学することは叶わなかったのですが、それでもこのようなお手紙をいただけたことに「私たちの思いがしっかり伝わった」と非常に胸が熱くなりました。

佐藤:ありがたいことに、このような温かいお手紙やイラストをいただくことが多々あります。また受験前には、おりがみで作成した「おまもり」を子どもたちへプレゼントするのですが、さっそくカバンにつけてくれたり、「おまもりを先生だと思って頑張ってくる!」と言ってくれたり…。
幼児部で我々と過ごした時間が子どもの胸に刻まれているようで、本当に嬉しいですね。

▲実際のおまもりと、子どもたち・保護者様から送られた数々のお手紙。

前原:繰り返しになりますが、この時期の子どもはどんどん成長していきます。「先週できなかったことが今週はできるようになっている」なんてことも珍しくありません。そんな子どもたちの成長を間近で見られることは、指導者として大きな喜びであり、他にはないやりがいです。

学習塾としては、生徒を志望校合格へ導くことが大前提です。ですが我々は、子どもたち、そして保護者様が「小学校受験に挑戦してよかった!」と感じられることが本当の最終目標だと思っています。

かけがえのない子どもたちが、学習面・精神面で大きく成長し、今後の人生を力強く歩んでいけるよう、これからも幼児教育に向き合っていきます。


学習面・内面ともに大きく成長することができる小学校受験。「人としての大切な基盤を形成していく貴重な機会」であることがわかりました。加えて保護者のサポートも重要ですから、受験に挑戦するなかで、家族の絆もより深まることでしょう。

今後も、幼児部での子どもたちの成長に期待しています。


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