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【教師の合格体験記】「小6の自分とはもう違うんだ!」~リベンジの高校受験~

新年、あけましておめでとうございます。

昨年末に誕生した、この英進館公式note。

「教育への熱い思い」や「生徒との感動ドラマ」の数々を、多くのみなさまと共有できますように…

そんな願いを込めて、これからもnoteを発信していきます。
本年も英進館を、どうぞよろしくお願い申し上げます。

【教師の合格体験記】

さて、今回の【教師の合格体験記】では、
実際にあった教師と生徒さんの思い出エピソードをご紹介していきます。

1回目は、現在大橋校で教壇に立つ 梅本 千夏先生 より、
中学受験後~高校受験を二人三脚で走り続けた生徒とのお話です。


ある女子生徒のお母様から、2本の留守番電話が録音されていた。
そのメッセージの声は震えていた。

「〇〇の保護者です…〇〇高校合格、、、(泣)」
1本目はそこで切れていた。すぐに次のメッセージを聞くと、

「〇〇高校合格、、、合格しました。本当に、、ありがとうございました。」

ほんの少しのメッセージだったが、ご両親の気持ち、そして何より彼女の気持ちを考えると、こちらも涙が溢れた。

悔し涙を流した中学受験

彼女は、小学6年生のとき中学受験クラスに在籍していた。
中学受験の結果、第一志望校には届かなかった。

中学入学後に彼女の担任をすることになり、前担任からは、
「進学する○○中学校は、私立だが高校受験も選択できる。高校受験でのリベンジを目指しています。」と、引き継ぎを受けた。

そして3年後。リベンジを誓った高校受験で、見事第一志望校への合格を勝ち取ったのだ。

守り続けた先生との約束

高校合格後の面談で、お母様が涙を堪えながら話してくれた。

「中学受験のとき、行きたかった学校には届かなかった。悔しくて家族全員で泣きました。そのとき、英進館の先生から『○○中学校なら高校受験ができます。だから3年間、頑張りましょう。絶対に合格しましょう。』とお話があり、高校受験への気持ちが固まりました。

新型コロナにより英進館全体がオンライン授業になったとき、モチベーションを保つことも大変でしたが、梅本先生との面談でもらったアドバイスだけは親子で守ってきました。

『学校の宿題とは別に、必ず決められた時間、勉強をしてください。受験生にはやることがたくさんあります。必ず、決めた時間は勉強をしましょう。』先生との、この約束を守り続けてきました。

そして今、合格に繋がりました。

実は中学受験が終わったあと、中学校に入っても英進館にこのまま通い続けるか迷う気持ちもあって。
でも、英進館の先生を信じて本当によかった。

本人からの手紙には…

高校合格面談の後、生徒本人から手紙をもらった。小さな字で書かれた便箋は3枚にも渡り、思いが綴られていた。

「中1のとき、勉強合宿に参加することができました。

実は、小6の頃から勉強合宿に行くのが夢でした。でも夏から入塾した私は、最後まで合宿に参加できるほどの成績にはなりませんでした。
小6の頃の思い出は、本当に悔しい事ばかりです。

だからこそ、中1でやっと行けた合宿では勉強を頑張って、両親にも先生にも絶対に良い報告をするぞ!と思っていました。

その気持ちもあってか、合宿中には金メダルじゃなかったけどメダルも貰えて、心の底から嬉しかったです。でもやっぱり自分には似合わないなって思って。誰にもメダルを気づかれずに終わったなぁ、と思っていました。

でも、梅本先生は気づいてくれて、褒めてくれた。本当に本当に嬉しかったです。それがきっかけで勉強のスイッチが入り、3年間必死に勉強を続けることができました。

小6の自分とはもう違うんだ!と思えた瞬間でした。

梅本先生のちょっとした一言が、私の励みになりました。先生からテストを返却してもらうときに泣いたこともありました…。それくらい、近くにいると安心できて、緊張がほぐれていました。

高校生になっても、梅本先生のそばでたくさん学びたいです。
次は大学合格に向けて、頑張ります!!

▲授業中の梅本先生

教師は、ただ授業をするだけの役割ではありません。
生徒1人1人の抱える思いや心境を理解し、精神面でもサポートしていく存在です。

梅本先生とこの生徒さんは、お互いに強い絆で結ばれていたからこそ、
高校受験で見事リベンジを果たせたのかもしれませんね。

次は大学受験。彼女と英進館の二人三脚は、今も続いています。


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