見出し画像

【成績アップを科学する】英進個別、始動

2025年春、英進館が手掛ける新たな"個別指導専門塾"が誕生します。その名も、「英進個別」。

今回は「個別指導ミラクル」に続き部門責任者に任命された板澤先生に、英進個別の全貌や英進館の目指す本物の個別指導について、お話を伺いました。

板澤 正晶 先生
英進館を代表する教師として、20年近く現場にて子どもたちの指導にあたる。小中学部教場の校舎責任者を歴任後、「個別指導ミラクル」の責任者に抜擢される。福岡市内4教場の新規開校を成功させ、このたび個別指導専門塾「英進個別」の運営責任者となる。


「個別指導」の展開を続ける英進館

矢儀:近年、「個別指導ミラクル」や「英進個別」といった新ブランドの立ち上げが続いています。個別指導部門に力を入れているのはどういった背景があるのでしょうか?

板澤:「入試制度の変化」に対応するため、という理由が一番に挙げられます。公立高校受験にフォーカスを当ててお話をすると、近年は福岡県内でも特色化選抜入試を導入する学校が増加。特色化選抜入試とは、学力試験は課さず調査書や面接試験で合否を決定する、いわゆる「自己推薦型入試」のことです。ある高校では、この特色化選抜入試の合格者数が全体の合格者の9割を超える年もあり、その広がりを実感します。

こうした入試制度に対応するため、生徒は学校の定期考査でしっかりと点数が取れる力が必要不可欠となり、我々のような学習塾にもその指導スキルが求められるようになりました。

定期考査対策を行うためには、学校ごとに異なる試験範囲や問題形式に対応できる指導力が必要です。そこで、生徒・保護者の様々な学習ニーズに応えられるよう、英進館では新ブランドを確立したり、専門塾を立ち上げたりと、現在特に「個別指導」の展開に重点を置いています。

我々の考える理想の学習スタイルは、「英進館という教育環境で受験に対応出来る競争心を育みながら、定期考査対策を中心に学習を進める」というもの。こうした環境が整えば、どんな入試制度にも対応できる状態に近づくと考えています。

また、個別指導は「英進館への入口」としての役割も持ち合わせています。
「英進館の集団授業に参加してみたいけれど、勇気が出ない」といった生徒はまず個別指導に参加し、その後、集団授業に移動することも可能。指導内容だけでなく、生徒一人ひとりの状況に合わせた学習フローも提案しています。


「英進個別」のこだわりとは

矢儀:現在、日本には多くの個別指導塾が存在していますが、英進館が手掛ける個別指導塾「英進個別」はどのような指導スタイルなのでしょうか?

板澤:前提として、個別指導塾には大きくわけて3つの指導スタイルがあります。手を挙げた生徒の元に教師が行き指導を行う「質問対応型」、既存の動画コンテンツを活用しながら学習を進める「映像型」、教師が生徒につきっきりで指導をする「マンツーマン型」。英進個別はこの「マンツーマン型」に当てはまります。

個別指導を希望する生徒は「勇気が出ずなかなか手を挙げられない」「どこが理解できていないのかがわからない」という状況である場合も多いため、教師がすぐ隣で生徒の疑問や不安をキャッチアップできる環境が最適であると考えます。

矢儀:細やかな指導が受けられる環境、ということですね。実際に英進個別を受講できるのは何年生からでしょうか?

板澤:対象は小学4年生から高校3年生で、1回90分の授業をベースとし、1対1もしくは1対2で教師が常に横にいる指導形式を採っています。定期考査対策を含む「学校内容コース」と、合格指導にフォーカスを当てた「受験コース」の2つを設けており、生徒・保護者の希望にあわせてコース選択が可能です。また、英進館で使用しているオリジナルテキストを用いて指導することもできますので、「集団授業に参加したいけれどついていけるのか不安がある」といった方も、集団授業のカリキュラムを個別に学習することが可能。このようにして、英進個別で学力とともに生徒自身に学習への自信がついたタイミングで、集団授業に移行していくというフローが実現できます。

矢儀:さまざまなニーズに応えられる仕組みですね。集まる生徒の層も幅広くなりそうですが、フォロー体制はどのようなものなのでしょうか?

板澤:日々生徒と接する中で感じているのは、明確な学習目標がなく通塾する生徒が一定数いるということ。「親に言われてなんとなく塾に来た」という生徒ですね。ただ、そうした生徒にただ「頑張れ!」と鼓舞するだけでは、なかなか学習意欲は上がりません。

そこで英進個別では、生徒が今抱えている心の悩みや状況などを明確に出来る仕組みを考案。これを「MeYELL診断システム」と呼んでいます。主に入塾時に実施するこの診断は、約100問の設問に答えると「心のアクセル度」や「心のブレーキ度」など、生徒の心の中が帳票に可視化されるというもの。この診断結果は、英進館の卒業生などから得たビッグデータに紐づいて導き出されます。心が変われば成績も変わりますので、診断結果を基にスクールディレクターと一緒に受講内容を考えていきます。学習に悩む生徒が「勉強以前の問題を抱えている」ことを発見できる、英進館オリジナルのシステムです。

また、英進個別では「英進Method CORE」と呼ばれる指導法を確立し、「どうしたら生徒のモチベーションが向上するか」「どうすれば長く学習意欲を保てるか」を脳科学・心理学・教育学といった科学的な根拠をもとに検証しています。

「MeYELL診断システム」で生徒の心の状況を可視化し、「英進Method CORE」に基づく指導法でアプローチを行う。これが、他塾にはない英進個別のこだわりです。

矢儀:充実した学習を行うための心の準備もシステム化されているのですね。実際の学習指導の面ではどのようなこだわりがあるのでしょうか?

板澤:従来の個別指導では、「生徒が問題を解き、解けなかった問題を教師が説明する」という指導スタイルが一般的でした。間違えた問題にフォーカスを当て、解けるようになることで生徒の学力アップを図る、というものです。

ただ、本当にその指導法が生徒の真の理解に繋がるかというと、疑問が残ります。その場で教師の説明を聞くことで、問題を解けるようになった「つもり」で終わってしまう場合が多いのです。

そこで、英進個別では「エクリプス指導法」を採用しました。

これは、「正解した問題を、どのように解いたか生徒自身に説明してもらう」という指導法。正しく理解ができているのか、どのような思考で回答を導き出したのか、教師が丁寧に確認します。こうしたアウトプットの時間を90分の指導時間内にふんだんに設けることにより、真の理解へと繋げていくのです。

英進個別は、このような「教えすぎない個別指導」を目指しています。

 ※英進個別の考える「子どもが変わる7つの秘訣」はこちら>>

矢儀:実際に指導を行うのはどのような教師なのでしょうか?

板澤:各校舎には、専属の「スクールディレクター」が常駐し、日々面談やモチベーショントークなどの合格コーチングを行います。また、実際の指導を行うのは英進館独自の研修を修了した、現役の大学生。英進個別は研修に加え、「英進Method CORE」で指導方法も確立されていますので、質の高い学習指導を提供することが可能です。

そしてこのたび、九州大学前に「ICT 教育ラボ」を新設。九州大学に在学中の学生による授業を、オンラインで受講できるようにしました。遠方の方や、校舎への通塾が難しい方に特におすすめです。

▲ICT 教育ラボからのオンライン指導は「英進個別プレミアム」として提供。
大学前に新設することにより、多くの優秀な教師を確保することが可能に。

今後の展望と目指す姿とは

矢儀:英進個別の今後の開校予定について教えてください。

板澤:2025年3月に英進個別「周船寺校」と「百道校」および「ICT 教育ラボ」がプレオープンし、4月にグランドオープンを迎えます。また、同じく春には「学研都市校」のオープンも予定しています。以降は福岡都市圏を中心に、2025年度中に10校舎、2027年度中までには50校舎の新規開校を目標としています。

矢儀:今後、九州を中心に英進個別がたくさん増えていくのですね!ますます注目度が上がりますが、どのような生徒さんに受講してほしいですか?

板澤:求める生徒像は「学習に悩む、すべての小中高生」です。塾を調べたりお問い合わせをしたりするということは、現状で勉強に対する不安や困りごとがあるということ。そこに一緒に立ち向かうパートナーとして英進個別を選んでいただけるということは本当に嬉しいですし、その全員の課題を一緒に解決していきたいと思っています。

さらに今後、新規開校も控えていますので、一緒に働く仲間も募集しています。英進個別で重要視しているのは教師の「共感力」。生徒の課題や疑問をまずは共感し、そして一緒に解決策を考えることの出来る人材を求めています。

矢儀:最後に、英進個別の今後の展望を教えてください。

板澤:最終的には、「個別指導といえば英進個別!」と言われるような、塾として身近な存在になりたいと思っています。現状、世の中の個別指導塾にはフランチャイズの教室が多く存在し、さらには正社員が常駐せずに、アルバイトだけで運営している場合も多くあると聞いています。その点、英進個別は全校舎直営で展開し、英進館の理念を持った社員が必ず常駐する仕組み。質の高い教育サポートを徹底して提供します。

我々の考える「本物の個別指導」を世の中に広めていき、将来は日本全国で、未来ある子どもたちの支援ができれば、と考えています。


来月からいよいよ本格始動する英進個別。これまでにないアプローチ方法で、生徒のモチベーションアップから合格指導までを、科学的にフォローしていく仕組みが充実していることがわかりました。

新規開校も続々控えているということで、今後の展開に注目です!

▼「英進個別」生徒向けホームページはこちら

▼「英進個別」採用ホームページはこちら